古書店の本棚倒れ姉妹ら生き埋め 妹は意識不明 札幌

http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY200910130203.html

店には約2万5千冊の本やDVD、ゲームソフトなどがあったとみられ、そのかなりの部分が落ち、姉妹は発見時、胸の辺りまで本に埋まった状態だったという。倒れた3列は、上部の両端で幅約0.1メートルの板によって連結されていた。須田さんは倒れた本棚と本棚の間にいて、自力で脱出したという。
店の利用者らによると、本棚には商品がぎっしり並んでおり、棚と棚の間の通路は人がすれ違えないほどの幅だったという。

本というものは、かなりの重量があるもので、私も、過去に何度か引っ越しした際、毎回、かなりの量の本を箱に詰める作業で疲弊した上、引越業者も音を上げる寸前にまで至っていて、ああいう物が一気に身体に降りかかってくれば、生命の危険が十分生じるということは実感としてよくわかります。
それだけに、上記のような大量の本等が保管されている店舗では、安全の確保に慎重な配慮が必要であることは自明で、全国の同種店舗で早急に安全性の確認が行われるべきでしょう。
自宅の寝ている場所のすぐ側の壁面全体を造り付けの書棚にしていて、かなりの数の本を詰め込み、入りきらない本がそこら辺に積み上げてある私としては、とても他人事とは思えない事故です。