退職強要:3割が「心の不調」に、倒産・解雇に比べ突出

http://mainichi.jp/select/today/news/20090622k0000m040110000c.html

同センターは「会社都合の解雇や倒産も深刻だが、貢献してきたつもりでいた会社から『自分から去れ』と言われたうえ、転職も難しいという立場の方が精神的にきついのだろう」と分析している。

自分では貢献していると思っていても、組織のほうでは、単なる歯車、使い捨ての道具程度にしか考えていない、というのがほとんどでしょうね。私が、それをしみじみと感じたのは、検察庁を辞めた時で、散々、人に負担を強い個人の生活も犠牲にさせてきたにもかかわらず、辞めるというと、それはそれは冷たい態度で、こういう組織で、さらに10年、20年と働かなくて良かったと、退職を申し出た後、つくづく思ったものでした。
ただ、なかなかすぐには頭を切り換えられないのも事実で、記事にあるように心身の不調を来す人が多いというのはよくわかります。
退職を強要されても、粘りに粘って自分の生活を守り、それとともに、より良い仕事も探して、条件が良い仕事が見つかればさっさと転職する、というのが採るべき道でしょう。