オランダの強盗犯、Google Street Viewに犯行場面が写って逮捕

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/22/news069.html

被害者は3月にGoogle Mapsを見ているときに、自分と犯人が写っているのに気付いた。同サービスは、建物の写真を見られるStreet Viewという機能を備えている。写真は車に取り付けられたカメラで撮影される。

この記事で紹介されていること自体は、めでたし、めでたし、ということになりますが、よく考えてみると、それだけ社会の隅々までストリートビューカーが撮影しまくっている、ということになると思います。
プライバシー権というものは、元々、「1人にしておいてもらう権利」であると考えられていた経緯がありますが、1人にしておいてもらいたければ屋内に閉じこもっておかないと、いつ、どこで撮影されるかわからない、自宅も勤務先も自分が行き先々のあらゆるところが、外から見えるからという理由で撮られ放題、ネットで流され放題という状況を、果たして許容して良いかどうかという根源的な問題は、今後も深刻な問題であり続けるでしょう。