「一生、今の会社に」初の5割超 新入社員は安定志向

http://www.asahi.com/national/update/0422/TKY200904220261.html

90年から毎年続けている調査で、同本部主催の新入社員研修の参加者ら2348人から回答を得た。「今の会社に一生勤めたい」は00年は20%に過ぎなかった。転職も「しないに越したことはない」が過去最高の34%に達した。
「チームで成果を分かち合える仕事」を望むのが83%と過去最高だった一方、「個人の努力が成果に結びつく仕事」を希望する割合は16%と過去最低に落ち込んだ。

私も、平成元年に検察庁に入った際は、定年まで勤めあげるつもりでいて、10年余りで寂しく組織外へ去り、20年を経て45歳になっても、土日も事務所で煎餅などを食べながらわびしく記録を読み起案するような生活をしているとは夢にも思いませんでした。と言いつつも、検察庁国策捜査の片棒を担がされたりするよりは、今の生活のほうが良いのも事実です。
入った組織で勤めあげたいと思っていても、私のように、あんたなんていらないよ、勝手にどこへでも行けば、という状態になることもあれば、自分なりに考えて別のことをやりたいと考え転職する場合もあり、人生、思い描いたようにはならないもの、ということは覚えておくべきでしょう。