都心にPAC3 迎撃の危険説明なく

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009040690070520.html?ref=rank

続きに問題がなければ、発令していいとは限らない。PAC3を開発した米軍でさえ、市街地に展開して活用した例はない。性能も米国のデータを信用するしかなく、迎撃による被害も想定できない武器が何の説明もなく市街地に置かれた。

過剰反応が北朝鮮の思うつぼであることだけは確かだ。

市ヶ谷に配備されたPAC3をテレビで見ましたが、発射された場合、発射されたものの破片が飛散し周辺に降り注ぐ、ということは、ほとんど報じられていなかったように思います(触れている記事等もごく一部にありましたが)。
こういった事態に対し、適切に対応することは必要ですが、今回の日本の対応は、報道も含め、あまりにも過剰反応で、そういう国民性で仕方がないのかもしれませんが、何となく情けない思いがします。
第二次世界大戦中の英国では、降り注ぐV1号、V2号に対し、特にV2号に対しては高速で飛来するため迎撃もできない状態の中、チャーチル首相は国民に忍耐を呼びかけ、エリザベス皇太后(当時は王妃)はロンドンからの避難を拒否し踏みとどまって国民の士気を鼓舞して、国民が一致団結して耐え抜いたことは有名ですが、当時の英国国民が今回の日本の対応を見たら、おそらく滑稽なものを感じ笑ってしまうのではないかと思います。