「年収960万円」「都バスで出勤」 西松社長「倹約動画」アクセス急増

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000002-jct-bus_all

これは、JALが07年2月、07年度から4年間の中期経営計画を発表したのと同時に「社長の年収は960万円(08年3月まで)」「社長室の廃止」「社長は電車通勤」といった取り組みが始まったのを受けてのもの。JAL広報部によると、スケジュール上無理がある時や来客時以外は、原則「電車通勤と社食での昼食」なのだという。

「この人はすごい」といった西松社長を賞賛する声が多い

日本の、危機、特に経済的危機にある組織における、理想的なリーダー像と言えるでしょう。贅沢、浪費により傾き経済的に危機を迎えた組織を、清新なリーダーが、自らも襟を正し倹約に努め、組織内の人々の共感、協力を得て立て直して行く、というパターンは、特に江戸時代の諸藩によく見られるように思います。
ただ、そういった手法でJALが再建できるのか、ということについては、「笛吹けど踊らず」ということになる可能性もあり、何とも言えません。
今日、北陸方面へ日帰りで行って、行きは普通席(クラスJが満席だったため)、帰りはクラスJに乗りましたが、普通席へのサービスはいかにも適当に飲み物でも配っておけ、お前たちはこれでも飲んでおけ、文句言うな、という感じで、クラスJとの落差の大きさを感じ、日暮れて道遠し、という印象を受けました。