「時効」よ止まれ:青森・八戸の女子中学生刺殺 15年 捜査員「時効悔しい」 現場のたばこ、今も吸い

http://mainichi.jp/select/jiken/coldcase/news/20081027org00m040016000c.html

最初の頃の私は、妹の仏壇に手を合わせる時、心底から手を合わせることができませんでした。
ある時、お釈迦様の足下で妹が光り輝いている夢を見ました。
その時から、妹は殺人の被害者としてではなく、必要とされてお釈迦様のもとに召されたんだと思える様になったのです。
15年もの間、靴底を減らして捜査をして下さった警察各位の方には感謝しています。
しかし、できるならば犯人を逮捕して欲しかった。

こういった被害者遺族の無念の言葉に接すると、捜査が何とか犯人検挙につながるようなものにならなかったものか、時効制度は本当に必要なものか等々、いろいろな思いがわき上がってきます。制度を大きく変えるのは難しいとしても、捜査機関の限られたリソースを難事件にできるだけ投入できるようにする、そのためには何をすべきか、といったことは、今後も真剣に検討される必要があるでしょう。