江戸から薩摩に戻る途中の島津久光一行が、馬に乗って通行中の英国人を、行列を乱したとして殺傷した、幕末史において著名な事件ですが、先ほど、NHK大河ドラマ「篤姫」の再放送を観ていたところ、その場面が登場していました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E9%BA%A6%E4%BA%8B%E4%BB%B6
を読むと、斬られた側も、当時の日本の常識に照らしてかなり無礼な振る舞いに及んでいたようです。日本の国情がよくわかっていない外国人であり斬るまですることもなかった、と思いますが、勅使を連れ幕政改革のため江戸へ上り、幕府に要求を飲ませ意気軒昂とした状態でいた島津久光一行、ということで、相手が悪く、運も悪かった、という側面は多分にあるような気がしました。
