東条元首相、終戦直前の手記みつかる 責任転嫁の言葉も

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080812AT1G1000I11082008.html

手記では終戦に反発し、ポツダム宣言受諾に至る背景として「国政指導者及び国民の無気魂」を挙げるなど責任を転嫁、軍人の論理に固執する考えが見られた。
東条元首相の手記はA級戦犯被告として巣鴨拘置所で書かれたものがあったが、終戦間際の手記の存在が明らかになったのは初めて。

鈴木首相らが、身命を賭して終戦工作にまい進する中で、こういったくだらない手記を書いていたのかと思うと、腹が立つというよりもあきれる思いですが、終戦間際の東条元首相が何を考えて生きていたかには興味を感じます。「戦陣訓」で他人には自決を強いながら、自分自身は自決に失敗するという覚悟の足りなさを含め、この人物を解明する上では貴重な資料になるように思います。