後見人弁護士が400万横領 業務停止1年、告発検討へ

http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008070901000666.html

弁護士は「自分の事務所として借りる部屋の保証金に充てた。返すつもりだった」と話しているという。

成年後見人は、裁判所により選任される公的な存在ですから、その立場で上記のような行為に及ぶのは、悪質性が高いと言えるでしょう。
事務所の保証金にいくら充てたかは、記事からはよくわかりませんが、金がないならないなりに、家賃や保証金等が安く済むところにすればよいと思います。私の場合、ヤフー株式会社で1年ほどフルタイムで働いた後、細々と弁護士業務も行うようになりましたが、最初は、都内にワンルームを借りて、そこで記録の検討や起案などをしていました。その「書斎兼物置」が、紆余曲折を経て、今は都心に来ていて、場所が便利なので新事務所として使おうかと検討中なのですが、その時々の状況に応じ無理なくやってきていて、これはこれで良かったと思っています。やはり、どういった業種でも同様ですが、無駄な支出は減らし堅実に物事を進めるということが重要、と改めて思います。