米国人ブロガー、シンガポール判事侮辱罪で逮捕

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2399683/2989353

ネア被告は前月29日、リー・クアンユーLee Kuan Yew)元首相らが野党幹部を名誉棄損で訴えた裁判について、ベリンダ・アン・ソウ・エァン(Belinda Ang Saw Ean)最高裁判事に電子メールを送り、判事はリー親子の使用人以外の何ものでもない、彼らの指示に従うことで「身を売った」と厳しく非難、侮辱した。

被告の弁護人によると、判事宛ての問題の電子メールは、被告が公判内容をブログに最近書いたことをそのまま転載しただけだという。

インターネットが普及し、誰もが自由に情報を発信できる時代になっても、言論が不自由な国、というものは、世界的には数多く、こういった一種のリスクには、やはり注意する必要があるでしょう。
霞ヶ関の裁判所の前で、連日、裁判官を批判しているおじさんがいますが、シンガポールであれをやったら、たちどころに捕まってしまう可能性があります。いろいろな問題はあるとはいえ、日本は、やはり言論が自由な国なんだな、と思います。