福岡高裁支部の判事を起訴 宮崎地検

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090227/crm0902271936028-n1.htm

被告は8日午後9時ごろ、熊本県人吉市付近を走行していた福岡発宮崎行き高速バス「フェニックス」1号の車内で、隣の席で眠っていた宮崎県内の女子短大生(19)のズボン内に手を入れて、下半身を触った。また、女子短大生の手をつかんで自分の体に押し当てるなどしたとしている。

先日もコメントしましたが、最近の罷免相当の裁判官不祥事を見ると、児童買春(高裁判事)、ストーカー(地裁支部長)、準強制わいせつ(高裁判事)と、性犯罪が続いている印象を強く受けます。任官後、間がないのであれば若年、未熟ということが原因にもなりますが、いずれも、ベテラン判事であり、だからこそ問題は深刻とも言えるでしょう。抑圧されがちな生活の中で、特に性の問題で悩みを抱えている人が意外と多い可能性があり、最高裁としても、匿名でも相談が可能な窓口を設けるとか、マニュアルが好きな人が多いようなので、国家社会的倫理規範に違反しない社会的相当性の範囲内における性欲の発散の仕方をマニュアル化して配布する(こう書いていて、自分自身で、?という感じですが)など、裁判官のこの種の非行に関する対策を強化することも検討すべきでしょう。
今のところ、男性裁判官がこの種の不祥事を独占している状態ですが、女性裁判官であっても、異性関係・同性関係でトラぶって違法行為に及んでしまうとか、児童にいたずらするなど、一線を超えてしまう可能性はあって、女性裁判官なら大丈夫であるとも言えません。
昔、ロッキード事件の際、当時の三木首相に、布施検事総長を装って偽電話をかけたとして有罪になった判事補(その後、罷免)がいて、政治的謀略の可能性も指摘されていましたが、上記のような性犯罪と並べてみると、かなり異質ということを改めて感じます。