広島少年院の複数の教官、入所者数十人に暴行

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090417-00000036-yom-soci

読売新聞の取材に対し、同少年院は暴行の事実を認めている。一部の少年や保護者に謝罪しているが、同管区は「詳細は調査中」として、暴行の理由や具体的な時期、人数などは明らかにしていない。重いけがを負った収容者はいないとしている。同少年院は約100人の少年を収容しており、教官は約50人。

私は、昭和62年から昭和63年にかけて(思えば古い話です)、広島で実務修習をしましたが、その際、広島少年院を見学したことがありました。広島でも、どちらかというと辺鄙なところにあり、当時の少年院長が、矯正について熱っぽく語っていたことを思い出します。熱っぽくと言っても、殴る蹴るして、ということではなく、収容者の心情に働きかけ改善更生の意欲を起こさせたい、といったことであったという記憶です。その後、20年余りの間に、次第に変容し上記の記事にあるような不祥事を引き起こすようになってしまったのでしょうか。徹底した真相解明、責任追及(刑事責任を含め)及び再発防止措置を望みたいと思います。