ゲームセンター苦境 過当競争、不況直撃 料金値上げの動き

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090506-00000068-san-bus_all

ゲーム料金の値上げは平成元年に消費税が導入されても行われず、業界内では“タブー”とされてきた。「値上げをしては客足が遠のく」(同前)と考えられていたためだが、タブー破りに向けた動きが出てきたのは業界の苦境が深刻化しているからだ。

大規模ショッピングセンター(SC)などへのゲームセンターの出店が相次いだことで過当競争になっていることに加え、昨秋以降の世界的な景気悪化でゲームセンターから客足が遠ざかっている。

値上げにより、更なる客離れが進む可能性が高いのではないかと思いますね。昔は、家庭用、携帯可能なゲーム機が今ほど充実しておらず、私も、平成7年4月に名古屋地検から東京地検へ移る頃までは、よくゲームセンターへ行って、クレーンゲームなどをして遊んでいたものでしたが、現状では、家庭で大画面テレビを使いゲームを楽しむなど、ゲームセンターでお金を使わなくても楽しめ、客足が遠のくのも無理からぬ面があります。余談ですが、連休中にちょっと温泉へ行ってきた際、その温泉地にクレーンゲームがあったので、久しぶりに1回やってみたところ、1回でぬいぐるみを釣り上げてゲットでき、昔、散々やった感覚はまだ失われていないなと思いました。
例えば、外国にあるカジノのように、合間に食事などしながらいろいろなゲームが楽しめるようにするなど、従来の「ゲームセンター」の概念に縛られない、新たな工夫がないと、このまま衰え消滅することにもなりかねないように思います。