偽ジョブズ氏:「マイクロソフトのヤフー合併はうまくいかない」

http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20366786,00.htm

Fake Steve氏(またの名を雑誌ForbesのDaniel Lyons氏ともいう)は、「MicrosoftとYahooの合併はうまくいかないだろう」とあるブログエントリで記した。「理由はこうだ。これはちょうど、100ヤード競争で2位と3位の男2人をつかまえて、足を縛って再度走らせ、これでもっと速く走れるだろうと信じるようなものだ」
エントリを最後までスクロールすれば、別のおかしな想像の世界を垣間見ることができる。「大きくて不器用で不格好な象が2頭、曲芸をしていると想像してみよう。この2頭は、互いのことが本当は嫌いなのだが、スケートボードに乗っている間だけは仲良くしている必要がある」とLyons氏は書いている。

わかりやすいたとえ話ですが、この問題の本質の一面を突いているのかもしれないですね。
既に、別のエントリでもコメントしましたが、ヤフーとマイクロソフトでは、カルチャーがあまりにも違っている面があり、双方のカルチャーになじんできた人が、机を並べて協調しつつ仕事ができるとは思いにくいものがあります。
マイクロソフトが、買収成功後の青写真としてどういったものを思い描いているのか興味がありますが、マイクロソフトも自分自身を大きく変え、ヤフーブランドをうまく使いこなす、ということができないと、「偽ジョブズ」が予言するようなことになりかねないでしょう。