力士暴行死:逮捕までに三つの「壁」 愛知県警

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080208k0000m040112000c.html

力士暴行事件で愛知県警が前時津風親方と暴行の中心だった兄弟子3人の逮捕に7カ月余を要したのは▽死因と暴行の実行者の特定▽しつけ・けいことの線引き▽暴行と死亡との因果関係立証−−の三つの「壁」があったためだ。

上記の3点に加えて、共犯者間の共謀関係、特に、親方と弟子の間の共謀も、問題にはなりそうです。この点については、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070927#1190883296
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071007#1191719843
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071027#1193460037

でコメントしたことがあります。認定のあり方としては、暴力団内部での組長と組員の関係が参考になるような気がします。
重大な結果が発生していて、共犯者の中で、従属的な役割にとどまっている者以外は、有罪になれば実刑になる可能性が高いでしょう。