パロマ工業元社長ら在宅起訴へ=業務上過失致死傷罪−湯沸かし器中毒・東京地検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071201-00000060-jij-soci

欠陥のない製品の安全管理を怠ったとして企業トップが起訴されるのは異例。
同様の事故は約20年前から続発しており、同地検は小林元社長らが適切な対応を取っていれば事故は防げたとみて捜査を進めている。

先日、月刊監査役編集部に依頼されて、「会社役員のための刑事事件入門」を書き、その際、知能犯事件を前提に注意すべき点などを書いたのですが、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071027#1193490196

書いた後に、この事件のことを思い出し、今後は、会社役員としても、この種のいわゆる1課事件(特に業務上過失致死傷など)を念頭に置いた適切な対応の必要性もあるな、と思いました。
最近の事件・事故では、JR西日本幹部の刑事責任も問題になっている、尼崎の列車脱線事故も、そのような観点で見る必要があるでしょう。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061220#1166574883

その辺は、今後、機会があれば、本ブログなどで、追々、書いてみたいと考えています。