「刑法理論の史的展開」(内藤謙)

刑法理論の史的展開

刑法理論の史的展開

霞ヶ関弁護士会館地下書店で見かけ、早速購入し、この価格ですから、財布が軽くなって一気に貧乏になってしまいました。本を買って、持っているお金が乏しくなる、というのは、貧乏しがいがある、という感じで、むしろ心地よいのが不思議です。
少し拾い読みしてみましたが、刑法理論の歴史の中における共謀共同正犯の考え方、位置づけなど、実務的にも興味深い部分があって、できれば腰を据えそれなりの時間をかけて読んでみたい、と思わせる内容です。
行為無価値論と結果無価値論の対立状況についても、かなり書かれていて、おもしろそうだな、と思いつつ、いつ読めるか、と思案中です。