保護期間延長の是非を問う議論がスタート、文化審議会小委


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/06/26/16164.html

東京大学中山信弘教授は、「ヒアリングやこれまでの話を聞いていて、著作権法の基本的な構造を理解していない方があまりにも多いことに驚いた」とコメント。「議論している著作権の保護期間は、著作財産権の問題。リスペクトといった話は著作人格権の問題だ。世界的に見ても、期間の問題がリスペクトの問題であるといった話は聞いたことがない」として、この場では著作財産権という財の問題についてのみ議論すべきだと主張した。

「あまりにも多い著作権法の基本的な構造を理解していない方」によって、重要な問題が議論され、徐々に方向性が固まって行く、ということに、危惧を感じます。
法律専門家と、そうではない人のバランスをうまくとって、実のある議論ができるようにする必要性があるように思います。