販売時の本人確認要請へ プリペイド通信カード

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007050801000608.html

問題のカードは「bモバイル」の名称で、パソコンに差し込んでPHS電波でネットに接続する。150時間分の通信費込みのタイプが約3万円。6年前から販売を始め、2005年には約5万6000個を出荷した。

この問題については、かなり前になりますが、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041121#1100963778

で触れたことがあります。以前、警察関係者から聞いた話では、一種の使い捨て状態で、このカードを買っては悪用し、捨ててはまた別のカードを買って悪用する、ということを繰り返す犯罪者が多い、とのことでした。
ただ、販売時に本人確認を行っても、「確認」のレベルが低く(偽造の身分証明書など使い放題)、しかも、販売後に転々と譲渡されてしまうことも十分考えられますから、実効性はそれほど大きくないでしょう。「焼け石に水」といったところでしょうか。