元社長無罪「覆せない」 東京地検が控訴断念発表

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007022701000331.html

被告はビル転売益を得る目的で指定暴力団山口組後藤組の組長後藤忠正被告(64)=同罪で公判中=らと共謀し、2005年2月にビル所有権を後藤組関連企業に移転したとの虚偽を登記したとして、昨年5月に逮捕、起訴された。

証拠関係がわからないので、感想しか出てきませんが、1審で無罪判決が出て控訴もできない程度の薄っぺらい証拠しかなかったのか、という驚きと、今後の共犯者の公判に対し無罪方向で影響が出るのではないか、ということを感じますね。
警察の「暴力」の捜査は(他の分野以上に)、かなり粗い場合が多いので(口はうまく威勢は良いものの)、経験がない、あるいは乏しい検察官は慎重に臨まないと、こういった取り返しがつかないことになりかねません。