短大生殺害で兄を起訴、週刊誌の「性的興味」報道否定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070205-00000012-yom-soci

同地検は、勇貴容疑者の殺害動機について、犯行直前の亜澄さんの言動に腹を立てたものだったと断定。亜澄さんに対し、勇貴容疑者が特段の感情を抱いていたわけではなく、「一部の週刊誌などで、性的興味や死体に対する関心に基づく犯行などと報じられたが、そうした事実は一切ない」と説明した。

報道、特に週刊誌報道がかなり過熱していることは、電車内の中吊り広告等を見ているだけでも感じられます。行き過ぎれば、被疑者に対する名誉毀損だけでなく、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041112#1100260039

で述べたような、遺族の人格権侵害、といった問題も生じかねないでしょう。
そういった状況の中で、東京地検が、敢えて上記のように言及したことは、評価できると思います。