赤坂の米軍施設『代替地』問題 『解決策 認められぬ』

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070125/lcl_____tko_____000.shtml

施設内の臨時へリポート用地は、施設に隣接する都立青山公園の一部だった約四千三百平方メートル。環状道路の工事に伴い、臨時に米軍に提供された。都と国、米軍は「三者協定」を結び、道路完成後は返還の約束だったが、一九九三年の道路完成後も米軍は「運用上の問題」を主張し返還せず、区や都の再三の要請に応じてこなかった。

この施設は、六本木ヒルズ森タワーからよく見えますが、上から見ると、その広大さがよくわかるとともに、都心の一等地でこれだけのヘリポートを確保しておきたいという思惑は、それなりに理解できます。
しかし、約束は約束であり、それを守らないというのは許されないでしょう。まだ、日本を占領でもしているつもりでいるのでしょうか。
以前にも、

敷地賃料、未払い状態=97年まで月額約20万円−赤坂・米大使館
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050930#1128090764

といった報道もありましたが、こういった信義を重んじない態度、横暴さ、といったものが、世界中で反発を受け、繰り返されるテロ(それ自体が許されないことは言うまでもありませんが)等を誘発している面も軽視できないように思います。