文科省、「LEC東京」に特区大学初の改善勧告発動へ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070118i501.htm

文科省の複数の調査で、〈1〉予備校のテキストを使い、大学生と予備校生が同じ教室で授業を受けている〈2〉約170人の専任教員の多くが別の仕事と掛け持ちで、担当の授業を持っていない上、大学での研究活動もしていない〈3〉ビデオを利用した授業で教員がおらず、学生との質疑応答などができないケースがある――などの実態が次々に明らかになった。

私自身、司法試験受験中にLECを利用していましたが、元々、予備校ですから、目的のために合理的に事を進める、という予備校としての手法が、教育のためには徹底的に手間暇をかける、という「大学」の基準にはなかなか合わないだろうな、という印象は受けますね。
数十年も同じ講義ノートを使い続け漫然とそれを読んで済ませている、研究活動らしい研究活動もしない、学生は質問もしないし質問があっても意味不明な答しかしない、という状態でも(そういう例は皆無ではないでしょう)、従来の「大学」の枠内であれば、文部科学省から上記のような勧告は受けないと思います。
「大学」というものに、あまりこだわらず、自らの持ち味を生かす、という方向で進むのが良いと思います。>LEC