ビール製造鍋・避妊具… 阪大教授、謎の研究費不正使用

http://www.asahi.com/national/update/0211/OSK201102110011.html
http://www.asahi.com/national/update/0211/OSK201102110011_01.html

04年8月には、研究室の運営費交付金を使い、「パロディーコンドーム」「キングバナナ」などの遊興用避妊具96個を計4万2151円で購入していた。若者の性感染症予防策を学ぶため、実習で学生らが神戸市内の店舗で購入したという。これらの避妊具は行方不明という。

研究費は大学の経理部局で管理。研究室からの届け出を、経理部局が書面の不備がないことを確認して支出する。大学の経理責任者は「研究費執行の権限は教授にある。教授が研究に必要だといえば支払わざるを得ない」。

文科省科研費は、もらったこともなく、今後、もらう予定もないのですが、こんな丼勘定で、一旦もらってしまえばこっちのもの状態で、好き勝手に使えるものなんですね。もらう予定はないものの、一瞬、もらって好き勝手に使いたいという誘惑に駆られてしまいました。
それにしても、避妊具まで購入する感覚や品性にも大きな疑問が生じますし、96個も買ってどこに行ってしまったかということにも、疑問と底知れない(?)不気味さを感じます。
大学の経理で研究費の管理をする中で、不審な支出があれば、金融機関がマネーロンダリングの疑いのある取引を金融庁に届け出ているように、文科省に報告するという制度にしておけば、この種の問題のある支出は激減するのではないかと思います。