尼崎脱線報告書:「車内は洗濯機の中のようだった」

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061220k0000m040164000c.html

阪神大震災の5、6倍の感じの揺れで、車内はぐちゃぐちゃになり洗濯機の中のようだった。体を打ちまくって最後に人の体の上に落ちた」

事故の瞬間の凄まじい様子に、戦慄を覚えます。

報告書は、JR西日本の安全管理体制の甘さを厳しく指摘する内容だった。事故に直結しかねないずさんな実態が並び、同社幹部は「120キロ以上でも現場カーブを回れると考えている運転士が半分もいたとは」と、衝撃を受けていた。

率直な感想を、敢えて言えば、亡くなった乗客の方々は、JR西日本に殺されたようなものだ、と強く感じました。組織自体を全面的に解体して作り直すくらいのことをしないと、乗客を安全に輸送する公共交通機関としての機能はとても果たせない、欠陥組織であり続ける危険性が高いでしょう。