http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060511/237609/
ただ、「専門のツールを使えばいいというものでもない」とクギを刺す。「不正を見つけ出すには、ノウハウが必要だ」(小川氏)。例えば、不正な支出があり、当事者による経理システムの操作履歴は調べることができても、それだけでは真相が分からない。その当事者がほかにどのようなデータを登録しているか、不正な操作をする前後に不審な行動はしていないか、といった視点を持って調査しなければ、不正の全容まで明らかにすることができない。
正に「人に聞くより物に聞け」ということだと思いますが、ただ、人に聞くことなく全容を解明することもできないのが通常、というのが悩ましいところで、良質な自白獲得、ということが、不正(犯罪と言い換えてもよいですが)解明の永遠の課題でもあります。