終身刑から一転無罪、自由の身に〜テキサス男性、検察官目指す

http://www.usfl.com/Daily/News/06/05/0511_017.asp?id=48454

その後、デプリーストさん殺害の犯人が自白したといううわさが流れた。えん罪追究を目的とするウィスコンシン大学の研究機関ウィスコンシンイノセンス・プロジェクトの存在を知っていたオチョアさんは、同機関に手紙を書いた。「どうか助けてください。もう頼るところがありません」
プロジェクトはこの訴えを取り上げ、真犯人究明とDNA鑑定のための生物学的証拠探しを開始。その結果、犯人は別の犯罪で終身刑を受け、服役中の男であることが判明した。オチョアさんは収監12年後の2001年1月、プロジェクトが救出したえん罪被害者第1号として、ダンジンガーさんとともに釈放された。

正に「事実は小説より奇なり」を実感させる実話ですが、上記のプロジェクトがなければ、と思うと、慄然とするものがあります。
日本でも、こういった研究機関が大学(法科大学院や法学部)にあって、上記のような活動だけでなく、事実認定に関する総合的な研究や教育も行えばよいと思いますが、実際は無理でしょうね。