ヤメ検

奥村先生は、悪いヤメ検に遭遇したことが、一種のトラウマ(?)になっているようで気の毒ですが、

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20060428/1146187447

どんな分野にも、良い人や悪い人、能力のある人やない人がいるように、ヤメ検と言っても、いろいろですから、検察庁に対する底の浅いバラ色のイメージ(一時、流行って、その後、廃れましたが)一色でヤメ検を見るのは危険です。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041017#1097986482
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040804#p8

あたりを見てもらうと、多少は参考になると思いますが、現職の時の肩書き(何とか高検検事長とか、何とか地検検事正とか)に目を奪われるのは危険なので、注意したほうがよい、というのは、覚えておいて損はありません。
一般論として、私のように、検察庁に対して何の借りも義理もないような人は、言うべきことを言いやるべきこともやる、ということに何の遠慮もありませんが(本ブログを読んでいただければおわかりいただけると思います)、検察庁で高位高官になり、ハンコを押しながら他人につべこべ言う、安楽な生活を送り、公証人を世話してもらったり、顧問先を持たせてもらう、といった恩義を受けた人は、依頼者よりは検察庁のほうを向いて仕事をしてしまう危険性がそれだけ高い、ということは言えると思います。
あくまで一般論で、皆が皆そうだ、というわけではありませんから、私まで個別に苦情、抗議などを言ってこないで下さい。>検察OBの方々