体制守護する公安検事をなぜ冷遇するのか

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72336&servcode=100§code=110

一瞬、読売新聞の記事?と思わせるような内容ですが、そうではなくて、韓国・中央日報の記事です。

公安事件は、国家の安保に直結する。公安検事への冷遇はそのまま公安機能の無力化につながる。北朝鮮の韓国に対する工作活動が活発化している状況で、公安機能を縮小するというのは武装解除も同然だ。国家保安法を廃止できずイライラしている現政権が、公安検事を無力化しようとしている意図、としか考えられない。
公安組織の主な任務は、自由民主義体制の守護だ。いくら世の中が変わっても、すき間があってはならない。公安検事への冷遇は、公安部忌避につながらざるを得ない。公安検事は体制の守護者、との点を忘れてはならない。

といったところに、北朝鮮と対峙している韓国の緊張感を感じます。日本の場合、上記の記事にあるような意味での「公安検事」は、既に絶滅していると言っても過言ではないと思いますが(したがって「厚遇」も「冷遇」もない)、テロ等の脅威に耐え得る社会かと言えば、お寒い限りと言うしかありません。