法務省の人事異動

昨日付で、検事正級の人事異動があったということを新聞で知りました。
私が、平成8年に東京地検公判部に在籍していた当時に副部長だった方が、某地検の検事正で退職だったり、新任明けで勤務した検察庁で三席検事をされていた方(部屋でビールをご馳走になりながら、いろいろと教えていただいた頃が懐かしく思い出されます)が、特捜部長から高検刑事部長にご栄進されていたりして、時の流れを感じさせられます。

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でも言及されていましたが、1人の人間が社会の中でそれなりに一人前の仕事ができる期間は、意外と短いものです。過ぎ行く時の流れの中で、自分自身が、今後、どこまで働くことができ、何を残せるのか、といったことを、上記の新聞記事を見ながら少し考えました。