北島敬介・元検事総長死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080304-00000024-jij-soci

1961年任官。東京地検特捜部副部長として石油ヤミカルテル事件を手掛け、その後はロッキード事件の公判を担当。93年には東京地検検事正に就任し、ゼネコン汚職事件を指揮した。
最高検公安部長、東京高検検事長などを経て98年から検事総長を務めた。2001年に退官し、弁護士。07年春の叙勲で瑞宝大綬章を受けた。

私が司法修習生になったのは昭和62年ですが、北島先生は、前期修習(当時は4月から7月まで)の間の検察教官であり、指導を受けました。今、思い出すのは、前期修習中に、一緒にお酒を飲み、カラオケを歌った時のことで、なぜか、カラオケを歌った店内の様子が頭に浮かんできます。
最後にお会いしたのは一昨年中のことだったと記憶していますが、その時はお元気そうであり、急逝には驚くとともに、残念と言うしかありません。私のほうは、検察庁を途中で辞めてしまい、北島先生の期待に応えてきたとは到底言えない状況ですが、私は私なりに、市井の片隅で頑張って行こうと決意を新たにしています。
ご冥福をお祈りします。