容疑者「事件当時は仕事探し中」

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20051130058.html

広島弁護士会の久保弁護士が被疑者に接見したようですが、同弁護士は、私と司法研修所同期で、1年4か月間、一緒に広島で実務修習をしました。
真犯人かどうかがきちんと捜査されるべきであるのは当然ですが、そのことを前提に、動機や、なぜ殺害にまで至ったかといったことについても、早急に解明してほしいと思います。
最新の犯罪白書を昨日購入して、今、目を通していますが、平成16年は、外国人犯罪が前年度よりも増加していたということであり、この事件を契機に、今後、外国人犯罪対策の強化ということが強く叫ばれる可能性もあるのではないかと思われます。

「広島・小1女児殺害 日系ペルー人逮捕 不法就労、治安の盲点」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051201-00000000-san-soci

社会・経済のグローバル化に伴い、犯罪活動は容易に国境を越え、流入した外国人は国内で犯罪集団を形成。さらに暴力団や外国に本拠を置く国際犯罪組織とも連携しており、警察庁では「治安への重大な脅威となっている」と危機感を強めている。

やはり、こういった論調が出てきましたね。
「外国人の流入」、即、「犯罪集団の形成」「犯罪の増加」という短絡的な発想に、私は与しませんが、適切な外国人犯罪対策というものは必要でしょう。