クローズアップ2005:マイケル被告無罪評決 弁護団、陪審を巧みに誘導

http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/jiken/news/20050615ddm003040067000c.html

「無罪」の背景が分析されており、なかなか参考になります。

裁判員制度導入で日本の裁判も法廷での供述・証言の重要度が増しそうだ。土本武司白鴎大法科大学院教授(刑事法)は「一般市民は感情や印象で答えを出す危うさがつきまとう。日本の裁判が裁判員制度で揺らがないか、懸念もある」と話す。

現行の刑事裁判で、ほぼ完全に封じ込められた形になっている被告人、弁護人としては、起死回生のチャンスと言えるでしょう。
刑事裁判官、検察官から見れば、上記のような、単なる「危うさ」にしかすぎませんが。
現行の刑事裁判を、裁判員制度を引き金にして、どこまで「揺さぶって」変革できるかが、弁護士の課題と言えると思います。