「買いたい本はあるけれど」

http://plaza.rakuten.co.jp/droppy/diary/200505150000/

裁判官研究費で買える書籍が、1冊5000円までに限定されているとは知りませんでした。
コメント欄も読むと、「資産」にならないように、ということもあるようですが、買った本というものは、買った瞬間から、市場価格は買い値より激減し、激減した分をいかに取り戻し、自分にとって価値あるものにするかが、買った者の課題になります。そういうものですから、資産云々ということで制限しているのであれば、とんだ見当違いでしょう。
私の場合、今は、年間の書籍費が100万円単位になってしまっていますが(自営業者で、資料費も自前なので)、昔、検察庁にいたときは、年間3万円の資料費はありがたく使わせてもらっていました。
特に若手の判事補、検事が、心おきなく勉強できるように、つまらない制限は廃止して、資料費自体を増額するなど、配慮してほしいものだと思います。

追記:

検事個人の資料費は廃止になったようですね(コメント欄参照)。共有図書が充実しても、自分で手元に置いて参照したい資料というのはあるので、1人あたり年間3万円程度の資料費を削減してしまうのはよくないと思います。