国交省発注工事、安値落札が倍増…談合摘発で拍車

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061126it01.htm?from=top

こうしたたたき合いが目立ち始めたのは、課徴金引き上げなどが盛り込まれた改正独占禁止法施行直後の今年2月以降。昨年の橋梁談合事件による指名停止期間を終え、メーカーが一斉に復帰した時期でもある。
ある橋梁メーカーの担当者は、「今や50〜60%じゃないと落札できない。工場を遊ばせておくなら赤字でも取った方がまし」と、安値落札の理由を明かす。

今までは談合が常態化していて、正当な競争をやったことがなく、極端から極端へ走っているような気がします。談合しない状態の下でバランス良く物事を進め、適正な黒字を確保しつつ入札、受注する、というノウハウを、今後、身につける必要があるでしょう。しばらく時間がかかりそうですが。

IC運転免許証 偽造対策の切り札

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061125/eve_____sya_____000.shtml

警察庁によると、これまでに十五社から問い合わせがあった。うち二社は自動車関連企業で、免許証を持つ本人以外ではエンジンが作動せず、盗難に遭いにくい車の開発などを研究中。こうした仕組みは、無免許運転の防止にも役立つため、交通事故の被害者らからも要望が強いという。
また、ドアや防犯設備のメーカーなど八社が、建物に入ろうとする人の確認手段として検討しているほか、「酒類の購入者の年齢確認に使えないか」とする自動販売機メーカーや、自治体向けの電子投票システム、金融機関の自動契約機を開発している各メーカーも関心を寄せているという。
警察庁は「さまざまな分野で安全確保に役立ててもらえれば」としている。

この記事にもあるように、偽造運転免許証は、広く横行しているのが現状で、上記のようなIC運転免許証が普及し、活用されるようになれば、各種セキュリティの確保上、かなりの効果が期待できるでしょう。
ただ、皆が皆、運転免許証を持っているわけではなく、活用が広がれば、持っていない人への対応をどうするか、という問題が生じます。
強制にわたらない範囲内で、希望者に対し、IC運転免許証と同レベルの身分証明書を公的機関が発行する、という仕組みも検討してみる必要があるかもしれません。

迷走する紅白 改革やめた? 原点回帰へ

http://www.sankei.co.jp/news/061125/bun000.htm

わずか1年で原点回帰となる今回の紅白では、昨年始めた「スキウタ」を取りやめた。昨年はオープニングから「マキが入った」(急がせる)という詰め込み状態の演出の反省から、出演者も絞り込み、「歌い終わった歌手の表情なども余裕を持って伝えていきたい」とアピールする。

昔と違い、今は、人々の興味等が多様化していますから、皆が紅白歌合戦を観ながら新年を迎える、ということ自体が、そもそも無理でしょう。「合戦」という感覚、男女が別れて争うということにも、今となっては、違和感を感じる人が少なくないと思います。
1部、2部に分けてだらだらと続けるのはやめ、昔のように午後9時から開始にして、その年に流行った歌、聴いてみたい歌を、視聴率にはこだわらず、じっくり聴かせ、魅せる、ということにすれば、余計なストレスもなく、今後も続くのではないかと思います。

東証、インサイダーの疑いがある取引4割増・4―9月

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061126AT2C2403W25112006.html

東証の売買審査部ではインサイダー取引や相場操縦など問題のありそうな取引をふるいにかける「調査」と、調査の結果、詳細な分析が必要と判断した「審査」に分けている。4―9月の審査件数は同26%増の111件。なかでもインサイダー取引の疑いのある取引の伸びが大きかった。

ネット取引の普及により、株取引を行う人々が増え、裾野が広がっていることも、上記のような傾向に拍車をかけているのかもしれません。証券取引等監視委員会の態勢強化ということも、今後、継続的に行われる必要もあるでしょう。違法取引が、組織犯罪集団の資金源になっているという可能性も高く、共謀罪で騒いでいる暇があったら、そういった対策の強化を実行したほうが、よほど良いと、私は思います。

戦史の比較研究に本腰、防衛庁が海外から史料積極収集

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061126-00000302-yom-pol

防衛庁が戦史の比較研究に本腰を入れるのは、「戦史研究の世界では、国内外の史料を比較しながら史実を検証する手法が主流となりつつある」(防衛政策課)との判断からだ。防衛研究所が引き継いでいた大本営の膨大な史料の整理・分類が、昨年度にようやく完了のメドがつき、立ち遅れが指摘されていた戦史の比較研究に重点を移せることになった。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言いますが、無用な戦争を極力回避するため、また、避けられずにやむを得ず突入した戦争で勝利を収めるためには、戦史を徹底的に研究することが有意義であると、素人の私でも思います。
やらせのタウンミーティングに浪費する税金があったら、こういった有意義な調査・研究に投入すべきでしょう。

ハンガリーの伝説的な女泥棒、81歳いまだ現役

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061126-00000465-reu-ent

この女泥棒、その巧妙な手口などで1950年代初めから名前が知れ渡っており、これまでに21回有罪となっている。

盗品が発見されたとき、この女泥棒は「危険を冒さなければ何も得られない」と淡々とした様子だったという。

やっていることは間違っていますが、言っていること自体は正しいですね。ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンというのは真実だと思います。