大麻取締法、使用罪導入で合意 厚労省の有識者検討会

大麻取締法、使用罪導入で合意 厚労省の有識者検討会(共同通信) - Yahoo!ニュース

厚生労働省有識者検討会は14日の会合で、大麻取締法に使用罪を導入する案について、大麻乱用者の社会復帰支援や依存症対策を講じることなどを前提におおむね合意した。大麻草を使った医薬品の使用も容認することでほぼまとまった。

大麻については無害だという見方がある一方、常用すれば常習性、依存性が生じるという見方もあります。また、薬物依存の入口、入門的な薬物になるという側面もあるでしょう。かつてはシンナーがそれに当たっていましたが、今やシンナーは廃れ大麻がそれに替わっている面があります。

何を犯罪とするかについては、世界統一というわけにはいかず、それぞれの国における歴史、文化、国民感情等に応じた個別の取り扱いが必要で、その点、アジアは総じて薬物犯罪に対して厳しい傾向があり、我が国において大麻使用を恒久的に非犯罪化する状況にあるかというと、そこはなかなか難しいということになるように思います。

使用罪を導入するとしても、重罰化はせず、薬物乱用の入口にある人々をそこから先へ進ませない、政策的な処罰規定ととらえるべきではないかという気がします。初犯、2犯目くらいまでは起訴猶予、罰金刑で運用するような在り方も検討されるべきでしょう。

 

大坂なおみ選手の「ラケット破壊」。用具を提供するYONEXがコメント「今回のような行為望まない」

大坂なおみ選手の「ラケット破壊」。用具を提供するYONEXがコメント「今回のような行為望まない」(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース

Twitterでは「ラケット破壊が話題になっているけど、テニスの試合ではよくある事」という意見もあった一方で「プロとして道具に当たるのはどうかと思う」と疑問の声もあった。

 私も、法曹として、25歳以降、起訴できるできない、有罪無罪、勝訴敗訴といったことに、日々、身を委ねる生活をずっとしてきたので、メンタルの上げ下げをいかに一定のところで維持するかの難しさはずっと感じてきました。今も感じています。

勝って驕れば落ちてゆく、負けて凹んでしまえばそこから上がれなくて、なかなか難しいものですが、人それぞれの工夫でいかにそこを克服していくかが大きな課題だと思います。

大坂選手には、メンタルをうまくコントロールする術も身につけてもらい、より大きく飛躍して大成してもらいたいものです。

ドコモ、アハモ契約100万件突破 30代以下が過半数

ドコモ、アハモ契約100万件突破 30代以下が過半数(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

アハモはデータ通信容量20ギガバイトで月額2970円(税込み)。契約手続きも契約後のサポートもオンラインで完結するのが特徴で、ネットを使い慣れた世代をねらった。

私はMVNOで維持していた回線を、一旦、ドコモに転入させた後、ahamoに移行しましたが、今のところ全く問題なく利用しています。元々、MVNOで維持していた回線なのでキャリアメールは使っていなくて、キャリアメールが使えなくなって困る、ということもありませんでした。

手続は全てオンラインで完結し、簡単でしたが、オンライン手続に慣れていない人にはきついかもしれません。「オンライン手続に慣れていない」ことが実感としてよくわからないので、これでハードルが高いかどうかも、今ひとつピンときません。笑

私はかけ放題オプションをつけているので、オプションでプラス月額1100円払っていますが、そうでなければ上記の料金で済みますから、至ってお得だと思います。

 

「直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論」

 

 参加しているビジネス書読書会の今月の課題図書で、私にはなかなか難解な本でしたがなんとか読み通しました。

私は実務家で、高尚な議論とは無縁な、地を這うような生活をしていますが、本書で繰り返し指摘されている、暗黙知形式知というのはなんとなくわかる気がして、若い時は形式知が前面に出て頭でっかちになりがちですが、考えながら経験を経て暗黙知の部分が広がることで、「味」や「深み」が出るような気がします。そういう暗黙知が、全人格的なものや説得力につながっていくように思います。そういう経営者だからこそ、リーダーシップを発揮し人がついてくるものなのでしょう。

いろいろと考えさせられながら読めた、良い本でした。

 

「失敗の本質」

 

 前からちょこちょこと部分読みしていて、最初から最後まで通しで読んだことがなかったので、最近、利用するようになったAmazonオーディブルを利用して音声で聴きました。

通勤の車の中で聴いていたので、結構、日数がかかりましたが、なんとか聴き終えたという感じです。

日本軍の各作戦について、細かく分析がされ、そこから導き出される問題点、欠点といったことに思い切り踏み込んでいて、改めて、名著であることを認識しました。

戦後76年が経ちますが、ここで指摘されている問題は今なお繰り返されているように思います。我々は、死ななくて済んだはずの膨大な人々の犠牲の上に立っていて、その死を無にしないために、こういった本を真摯に読んで勉強する必要があることを痛感しました。

 

「やってはいけない不動産投資」

 

やってはいけない不動産投資 (朝日新書)

やってはいけない不動産投資 (朝日新書)

 

 スルガ銀行による放漫、不正融資が世間を騒がせたことは、まだ記憶に新しいところですが、その問題を取材していた記者によるもので、その問題を中心としつつ、不動産業界の暗部がかなり強烈に紹介されています。

読んで感じたのは、騙すほう、騙されるほうでは、もちろん騙すほうが悪い一方で、騙されるほうも、特に不動産のような高額のものを取り扱う以上、必要な知識を入れておくべきであり、他人任せにしてしまうのはかなり問題があると思いました。

なかなかわかりにくい面はあるものの、わからないものには投資しない、というのも、一つの重要な見識、判断でしょう。

著者の取材に基づいて、具体例が次々と紹介されていて、特に不動産投資をしている人、しようとしている人にとっては有益な一冊だと思います。

百貨店、休業要請の延長に憤り「死活問題なのに場当たり的すぎる」

百貨店、休業要請の延長に憤り「死活問題なのに場当たり的すぎる」(WWDJAPAN.com) - Yahoo!ニュース

昨年4月から5月にかけての臨時休業との違いは、百貨店とSCだけが休業を強いられている点だ。銀座や新宿などの繁華街では、百貨店とSCの休業を尻目に、カジュアルSPA(製造小売り)やラグジュアリーブランドの大型店、セレクトショップ、家電量販店、雑貨店などが時短営業を続けている。当然ながら客足は営業中の店舗に流れる。昨年来、百貨店とSCはネット通販(EC)を強化しているが、効果は一部にとどまる。百貨店とSCだけでなく、取引先やテナントの不満も鬱積していった。

 中途半端に、あるところをは休業、別のところは時短営業では、不公平な上、記事にもあるように、人の流れが営業しているところに集まるだけで効果が出ないでしょう。しかも、感染者が減ってくると緊急事態解除、また増えてくると慌ててまた緊急事態宣言と、そこでも中途半端なことの繰り返しです。一体、いつまでこういうことを続けるのでしょうか。

ワクチン接種も遅々として進まず、日本国民は、燃えている家の中で逃げることもできず座して焼死を待っているような状態に置かれています。諸外国と比べても状態は悪く、失政の結果以外の何ものでもないでしょう。与党も野党も期待できず、我々はどうすれば良いのでしょうか。