井村屋が語る「アンナミラーズ」の閉店を決めた経緯、長く愛された一方で抱えていた課題

井村屋が語る「アンナミラーズ」の閉店を決めた経緯、長く愛された一方で抱えていた課題(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

1985年のプラザ合意以降進んだ円高で、海外旅行も身近になり、日本で疑似体験しなくても、実際に憧れの地に行ける人も増える。一方で、不況の影響は若い世代を直撃し、就職氷河期を経て格差が拡大していく。時代は大きく変わり、よりグルメな方向へ行く人、よりカジュアルでリーズナブルな方向へ行く人、と人々の嗜好も多様化した。

バブル崩壊前までは、今よりも、若者に経済的な余裕があり、飲食にお金をかける度合いが今よりも高かった印象があります。スマートフォンもオンラインゲームもない時代には、遊ぶ、楽しむというと、リアルで食べたり飲んだり、スポーツをしたりテーブルゲーム(麻雀とか)で遊んだりと、楽しむ手段も限られていて、飲食の比重がそれだけ高かったという面もあるでしょう。そういう中で、アンナミラーズは勃興し、次第にしぼんでいった、それがここへ来て、その良さが見直されているのだろうと思います。

こういう良いものは、しっかりと今後も残っていってもらいたいものです。