吉沢亮「青天を衝け」で8キロ増量 大河完走で「ちょっとだけ老けたかも」

吉沢亮「青天を衝け」で8キロ増量 大河完走で「ちょっとだけ老けたかも」(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース

「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の91歳に渡る生涯を描いた大河ドラマ「青天を衝け」が、26日に最終回を迎えた。

私は、渋沢栄一についての知識がほとんどなかったせいか、それほどこのドラマに期待していなかったのですが、観ているうちにおもしろくなり、ほぼ全回観ましたし、明治維新前からその後へと続く日本経済が、渋沢栄一の視点で描かれていて参考になりました。

農業中心であった江戸時代から、明治になって様々な産業が勃興し経済制度が整備されていったことが、日本の国力を高め国富を増大させていった、そのために渋沢栄一が果たした役割の大きさを感じるものがあります。

一流の経済人である渋沢栄一は、戦争というものが、目先の利益にはつながっても結局は国にとってマイナスにしかならないことを見抜いていたのでしょう。そういった渋沢栄一の思いが、徐々に裏切られ誤った方向へと国が進んで行く、最後のほうではそういったことも描かれていて、その意味でもよく出来たドラマだったように思います。

様々な行き詰まりに直面している今の日本で、渋沢栄一に学ぶことは今後も多いでしょう。