朝倉氏については、織田信長関連でちょいちょいと出てくるのを読んでいるだけで、何かを通しで読んだことがなかったので、何か読んでおこうと思い、これを通読しました。
室町時代、守護の斯波氏の家臣であった朝倉氏が、次第に勢力を拡大し、斯波氏に代わり越前守護になり、第15代将軍になった足利義昭が、織田信長に頼る前に一時、朝倉氏の下に身を寄せるほどであったものの、その後の進路を誤って滅亡した、その歴史が綿々と書き綴られていて、ちょっと読むのに骨が折れましたがなかなか歯応えのある読書ができました。
今後、朝倉氏や室町時代の越前方面を見ていく上で、ベイシックな知識が得られて参考になりました。