iPhoneSEとiPad Proを今「買うべきでない」理由

https://maonline.jp/articles/why_shouldnt_buy_iphonese_ipad_now200526

「iPhone12」は第5世代移動体通信規格(5G)に初めて対応するiPhoneとなる。「iPhone12」シリーズだけが5G対応で、廉価版の「iPhoneSE」は4Gのまま2024年のモデルチェンジを待つという選択もあるが、おそらくアップルは早い段階で全モデルの5G対応を図るだろう。2021年春に投入する予定の大画面モデル「iPhoneSE Plus」と同時に、「iPhoneSE」も5G対応となる可能性が高い。同時に「iPhoneSE」シリーズのCPUも「iPhone12」と同じ、次世代の「A14」シリーズを搭載するだろう。これは通信回線(Cellular)モデルがある「iPad」シリーズも同様だ。ほぼ全てのモデルで、5G化とCPUを換装することになるだろう。最高級モデルの「iPad Pro」が2020年3月に発売されたにもかかわらずCPUが1世代前の「A12 Bionic」の改良版を搭載しているのも、5G化のフルモデルチェンジを見越したものといえる。

日本で、5Gが実用的に、大体どこでも使えるようになる時期がいつか、にもよるでしょうね。いくら、5Gが使える端末があっても、5Gの電波が拾えないのでは意味がないです。

その辺ははっきりわからないものの、おそらく、「大体どこでも使える」状態になるのは、2022年になるのではないかと私は推測しています。それまでは4Gだったり、たまに5Gが拾えたりでしょう。そう考えると、むしろ、早めに最新の機種を買っておき、2022年あたりまで使い倒すという選択肢も十分にあると思います。5Gが拾えなくても4Gが拾えればそれで十分、という人も少なくないでしょう。

現行機種は、特にアップル製品は今でも十分に高性能ですから、スペックにばかり目を奪われるのは賢明とは言えず、5Gの整備や自分自身の使い方もよく考えながら、導入の是非や時期を決めるべきです。