http://ggsoku.com/2016/03/ipad-pro-32gb-and-128gb-model/
9to5Macによると、iPad Proの9.7インチディスプレイ搭載モデルには、32GBモデルと128GBモデルの2種類が用意されるほか、従来通りそれぞれについてWi-Fi通信のみに対応するモデルとセルラー通信にも対応するモデルが提供される見込みとのことです。
また、最小構成となる「ストレージ容量32GB + Wi-Fi通信のみ」モデルについては599ドル(約6万7000円)で販売される可能性も指摘されており、iPad Proを除く歴代iPadシリーズの中において、最下位モデルとしては過去最高となります。
これだけハイスペックで高価になってくると、既存のタブレットを使う大衆は想定されておらず、正に「Pro」の名にふさわしい、その意味である程度限定されたユーザーを想定していると考えるべきでしょうね。
既存のiPadユーザーを、多くをiPhone6sPlus(及びその後継機)へ、一部のPro志向の人々をiPadProへと誘導しようとしているのではないかと思われます。iPhoneについては、6sPlusよりもさらに大型のモデルが出るのではと噂されていますが、そういった流れの中に位置付けると頷けるものがあります。
iPad miniや既存のiPad Airの今後の行方が気になるところですが、全体の流れを見ていると、なんとなく「浮いた」存在になりつつある印象は受けます。ただ、「多くをiPhone6sPlus(及びその後継機)へ、一部のPro志向の人々をiPadProへ」と誘導して誘導しきれない、既存のiPad mini、iPad Airファンはかなりの数にのぼる可能性が高く、そこを取りこぼさない対策が立てられている可能性はかなり高いでしょう。既存のラインナップを縮小しつつ残す、「大きなiPhone」化してiPhoneと一体として開発、製造するなど、複数の選択肢がありそうな気がします。
私の場合、iPad miniの絶妙なサイズ感には捨て難いものを感じますし、昨年に導入したiPadProも、Applepencilが使いやすく大画面でテレビなどを見ると実に鮮やかで感動が増し、これも良いあれも良い状態でなかなか絞り込めません。