ゴーン被告の旅券を差し押さえ レバノンなどの3通、東京地検

ゴーン被告の旅券を差し押さえ レバノンなどの3通、東京地検(共同通信) - Yahoo!ニュース

東京地検は5日、令状に基づいて、東京都内の弁護士事務所で保管されていた前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)の旅券(パスポート)3通を差し押さえた。

捜査の必要上、弁護人保管中の被疑者、被告人の所有物、管理物を押収したいと考えることがありますが、弁護人としては、被疑者、被告人の同意が得られない、確認できない場合、任意提出はできかねるのが通常で、では令状で、ということで、差し押さえるということになりやすいものです。

その場合、弁護人側が、令状が出れば差し押さえには応じます、という意向、姿勢の場合は、捜索差押許可状ではなく、差押許可状(「捜索」は付けない)にするのも通例です。 

上記の差押は、そういった状況の中での、通常の流れとして行われたものでしょう。