沢尻エリカ容疑者 尿鑑定“シロ”で捜査に影響は?

沢尻エリカ容疑者 尿鑑定“シロ”で捜査に影響は?(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

また、今回の尿鑑定の結果で、今後、薬物の所持の捜査にも影響が出るおそれがある。
フジテレビ社会部の平松秀敏デスクによると、今回のMDMAの所持は0.09グラムと微量で、使用が裏づけられない場合に、仮に今後、沢尻容疑者が否認に転じたとすると、本人のものだったことの立証が困難になる可能性もあるとしている。

身体に摂取した薬物は、数日以内に体外に排出されますから、継続的に薬物を使用している被疑者の尿から薬物が検出されないことは、往々にして起きてきます。しかし、だから「所持の立証が困難になる」ということには直ちにはならず、所持は所持として、被疑者の自白や所持の状況などにより、総合的に見て立証の可否が決せられるものでしょう。

報道によれば、発見、押収された薬物は、被疑者の身の回りのものを保管する入れ物内にあって、しかも、捜索時に被疑者自身が自ら提出したとのことで、そういった状況は、所持を立証できる方向で働く証拠になるのではないかと思われます。