ドローンで薬届けて救命措置…今秋に実証実験

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160818-00050070-yom-soci

総務省のIoT(モノのインターネット)サービス創出支援事業の一環。実験では、全身性の急性アレルギー「アナフィラキシーショック」や心臓発作などを起こした患者のもとに、自動飛行のドローンでいち早く薬やAEDなどを運ぶ。

ドローンの活用法はいろいろとありますが、こうした「物を迅速に運ぶ」という分野が、今後、特に日本では最も活用されることになるような気がします。都会でも、交通渋滞で、上記の記事にあるような緊急性の高い運搬がなかなか進まないことはよくあり、そういった状況で、交通の影響を受けないドローンは絶大な威力を発揮するでしょう。既に検討されたり実験的に行われたりしているように、車では何時間もかかるような僻地に物を運搬するような状況でも、安価、迅速に届けることが可能になります。日本全国に、ドローンで物を運搬するネットワークを張り巡らせておけば、物があるところから届けるべきところまで、例えば薬品などを迅速に移動させることができて、救え難い命も救うことが可能になるといったメリットが出てくることが期待されます。そういう方向で進捗してほしいものです。