笠原逮捕は口封じか 野球賭博で新たな選手浮上の可能性も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160430-00000014-nkgendai-base

元検事の落合洋司弁護士はこう言う。
「笠原容疑者は胴元と選手をつなぐ仲介役だったというから、当然、いろいろな人との関わりを持っていたはず。今後の捜査で、暴力団関与の有無や、これまで名前の出ていない新たな選手が捜査対象として浮上する可能性はあると思います」

野球賭博の胴元というものは、会社内など仲間内でごく小規模にやるような例外を除き、素人が思いつきでやってみるようなものではなく、ほぼ確実に暴力団が何らかの形で絡んでいるもので、金もほぼ確実に暴力団へと流れているものです。その構造は、ちょっと前に問題が発覚したバドミントン選手らが遊んでいた「闇カジノ」と同様です。それだけでなく、そういった野球賭博に現役のプロ野球選手が関わることで、暴力団が特定の野球選手を八百長へと引っ張りこむということも十分にあり得ることです。勝ち負けに影響を与えるような立場の選手(最も影響力が大きいのはピッチャーでしょう、適当に打たれるような球を投げて打たせるといったことが可能です)を引っ張りこむことで、野球賭博で巨利を得ることも可能になってきます。
それだけに、警察当局はこの種事案には重大な関心を常に持っていて、内偵捜査を経て、これはいける、いくべきだという判断に至って、おそらく検察庁とも協議の上で、こうして強制捜査に着手したのでしょう。
警察当局の関心は、「上」への突き上げにあると思われますが、賭客の確保、立件(いわゆる「客足」)も確実にやっておくことが全体としての事件をより強固にするものですから、この動きに、首筋が寒い人もいるかもしれません。