どうする全国の「名城」建て替え 耐用年数近づく戦後のコンクリート城

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151125-00000100-san-soci

築50年を超え、平成23年の東日本大震災の影響もあり、全国的に城の耐震性の調査や改修作業が進む。そんな中、“本物感”を求め、木造での再建を検討するケースも増えている。

木造再建かRCでの改修か。今後も各地で議論が高まりそうだ。

戦後に造られたコンクリートの城があって、中に入ると博物館になっていて最上階は展望台、というのは、日本各地でありがちなスタイルですが、あまり成功しているようにも見えず、わざわざ同じようなものを造るのか、ということにはなりやすいでしょう。と言っても、木造で再建しようとすれば、上記の記事にもありますが、莫大な費用がかかりますから、それが負担できるのはごく一部で、普遍的な方法とは言えません。観光資源として、コンクリートのなんちゃって城でもあったほうが良い、という声もあるでしょうから、そういった声も無視はできないものがあります。
いろいろな声をよく聴き、本格的な木造での再建であれば国などが公費で補助することも含め、後世に残す意味、価値のあるものを残せるようにしてほしいものだと思います。