東大生“一気飲み”死亡 両親が損害賠償を求め提訴

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150722-00000030-ann-soci

両親は22日、昏睡状態の滉さんを救護せず、4時間にわたって放置したとして、当時、コンパに参加していた元学生ら21人に対し、約1億6900万円の損害賠償を求め、提訴しました。

こういった事故については、過去に本ブログでも取り上げたことがありますが、人にはお酒が飲めない体質の人が一定数いますし、飲めても、それほど多くは飲めない人もいて、人それぞれです。それを、個人差を無視して無理に大量飲酒させること自体が大きな間違いであり、また、急性アルコール中毒は、重篤で死にも至るものですから、具合が悪くなった人がいて単にちょっと酔っただけではないと認められれば、迅速に救急車の出動を求めなければなりません。そうしたことが、では、今の日本で、大学生程度の若いときに学べているかというと、そういう機会がないのも実態と思われ、小難しい勉強だけでなく、そうした「生活の知恵」的な勉強をする機会も広く持てるようにしておかなければならないと痛感します。
21歳でまだまだ大きな未来があった若者が、こういったことで命を落とし、本人もまた両親、知人の心痛、落胆はいかばかりかと思われ、こうした悲劇が起きないように、無理な飲酒の危険性や事後の適切な措置の必要性を、情報として今後も広くシェアしなければならないと思います。