中国軍機また自衛隊機に異常接近 東シナ海上空

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140611-00000561-san-pol

数十メートルの近さまで近接した。領空侵犯は発生しておらず、自衛隊機や自衛隊員への被害はない。レーダー照射もなかったという。

こういった動きには慎重に対処すべきだと思いますが、緊張をより高めることがないように、冷静さを保持しつつ対応する必要があり、一触即発、的な興奮に陥ったり、センセーショナルに論じたりすることは慎む必要があると強く感じます。
どこまで、中国の中枢部の意向が働いているかはわかりませんが、少なくとも、現場の部隊レベルで、こうした際どい動きに出ることで、ぎりぎりの場面での日本側の動き、能力を試そうという意図はあるでしょうし、冒険的な挑発、という意図も、存在するのかもしれません。しかし、日米安保体制が堅持されている中で、では中国に何ができるのか、ということは、冷静に考えておくべきでしょう。
自衛隊としては、厳しい状況の中で、相手の挑発的な行動に引きずられず、偶発的な小規模衝突に至らないように細心の注意を払って、日本の防衛のため、慎重に対応してほしいと切に願うものです。