14年待ち「天使のパン」作り続ける元競輪選手 障害抱え一日3個

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140526-00000508-san-life

レース中の事故による後遺症で、一日に作れるのは平均3つだが、生き方に共感して注文する人は尽きない。食べた人から「こんなに勇気の出るパンはない」「生きる力をもらった」と多くの感想が寄せられ、口コミで「天使のパン」として広まった。今は注文から14年待ちになっている。

運動神経抜群で、小学3年のときに父親と宇都宮競輪場に行き、プロ選手を夢見た。高校卒業後、6度目の受験で競輪学校に合格。平成12年4月、25歳で念願のプロデビューを果たした。

最上級クラスへの昇級がかかったレースで1着でゴールする直前、後続の転倒に巻き込まれて頭から落車した。2日間生死の境をさまよい、意識が戻っても手足が動かせず、言葉も出ない。

私も、50年生きてきて、若い頃に描いていた夢や希望と今を比べると、思うようにいかなかったな、と感じることが時々あります。努力したから必ず報われるものでもありませんし、自分ではコントロールできないアクシデントや巡り合わせに良くも悪くも影響されるのが人生でもあります。しかし、受け入れるしかないものをすべて受け入れた上で、より良きステージを目指して一生懸命に生きる、それが人生であり、そうあるべきではないか、ということを、上記の記事を読んで感じました。
これからも、おいしいパンを、前向きな気持ちとともに多くの人々へ届けてほしいものです。